自動車メンテナンスの基本ともいわれる
『エンジンオイル交換』
エンジンオイルは
金属部品同士の摩擦軽減や
カーボン除去といった役割をしています。
そんなエンジンオイルの中でも
『10W-40』の中から
おすすめのエンジンオイルをご紹介です。
年間走行距離が2万kmを超え
サーキット走行も行うことから
2ヶ月に1度は自分でエンジンオイル交換を行う私の目線からお伝えします。
『10W-40』の意味は?
10W-40は粘度表記
10W-40とは「SAE粘度」と呼ばれる
国際規格にのっとった粘度表記です。
10WのWは「Winter Grade」の略で
低温時の粘度を表しています。
右側の40は高温時の粘度を表しており
数値が大きいほど硬くなります。
エンジンオイルの種類
鉱物油
鉱物油のエンジンオイルは原油を原料としており、コストが安いのが特徴です。
通勤通学には、一番コストの安い鉱物油がおすすめです。
ただしコストを抑えられる反面、他のベースオイルに比べると性能が劣ります。
化学合成油
原油をさまざまな過程をほどこして精製し、不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイルを「化学合成油」または「100%化学合成油」と言います。
他のベースオイルに比べると一番コストがかかりますが、浸透性・潤滑性・耐熱性が高く、エンジンの能力を最大限発揮させるのに役立ちます。
サーキット走行や高速走行に最適です。
部分合成油
部分合成油は鉱物油と化学合成油をブレンドしたエンジンオイルです。
鉱物油よりも高性能で、化学合成油よりも低コストなのでバランスが良いです。
サーキット走行はしないけど愛車を大切にしたい。そんなあなたにオススメです。
『エンジンオイル』おすすめ5選
コスパ重視のあなたに
コスパ重視のあなたにおすすめなのは
カストロールのエンジンオイル
『EDGE』
全合成油で、ターボチャージャーなどを装備した高出力・高性能エンジンにも対応しています。
ただしAPI規格は1世代前の「SN」適合となっています。
最新のAPI規格「SP」適合オイルではこちらのエンジンオイルがおすすめです。
部分合成油ですが、API規格「SP」適合とのことで性能の良さが感じ取れます。
もちろんターボチャージャーなどを装備した高出力・高性能エンジンにも対応しています。
さらにコスパを向上させる手段として、
20リットルのペール缶を購入する方法があります。
安さを求めるあなたに
とにかく安さを求めるあなたにおすすめなのはモリドライブのエンジンオイル
『レスキュー』
カストロールと比べると安価ですが、
全合成油かつ最新のAPI規格「SP」に適合しています。
ここからは体感の話になりますが、
カストロールのエンジンオイルと比べるとエンジンの振動が大きく感じました。
特に交換後、数ヶ月経ってから感じ始めたので、頻繁にエンジンオイル交換される方にはピッタリです。
品質重視のあなたに
品質重視のあなたには
『TAKUMIモーターオイル』
がおすすめ。
全合成油かつ、最新のAPI規格「SP」に適合しています。
使用した感想は、交換後の走行距離が伸びても劣化が感じにくいということです。
エンジンの振動が少なく感じました。
サーキット走行をするあなたに
サーキット走行するあなたにも
『TAKUMIモーターオイル』
がおすすめ。
API規格は「SN」適合ですが、
「スーパーGT」で実際に使用されるなど、その品質は実証済みです。
この「X-TREMEシリーズ」について
メーカーサイトでは下記のように紹介されています。
X-TREMEシリーズでは、サーキットユーザー様向けのフラッグシップモデルとして高性能を極限まで追求しており、長時間の高温、高圧環境下で安定した油圧性能、潤滑性能、冷却性能を発揮します。
その性能は日本最高峰のレース「スーパーGT」や、シリーズチャンピオン経験もある「SUPER耐久」出走車両に使用され実証され続けています。
TAKUMIモーターオイル メーカーサイトより
デメリットとして
他のエンジンオイルと比べると高価です。
しかし20リットルで購入すれば
かなり単価が下がります。
まとめ
それぞれの用途に合ったエンジンオイルをご紹介しました。
エンジンオイル交換をおこたると
エンジン故障など重大トラブルの原因となります。
エンジンが故障してしまうと修理費用も時間も浪費してしまいます。
日頃から必要なメンテナンスを行い、素敵なカーライフを送りましょう!
お問い合わせは下記よりお願いします。