スイフト(ZC72S)のエンジンオイル交換方法【写真つき手順解説】

スイフト(ZC72S)の整備記事をまとめて見る:オイル・バッテリー交換、パドルシフト修理、ナビ交換の実例を目的別に案内しています。
私のスイフト(ZC72S)で行ったエンジンオイル交換を、写真付きで紹介します。必要な工具・消耗品、作業の流れ、交換後に残す記録を確認できます。
この記事は筆者の車両での作業例です。年式・仕様や使用部品によって条件が異なるため、作業前に車両と部品の説明書を確認してください。

※交換は自己責任でお願いします。※交換される際には十分に安全に考慮されて下さい。※作業は水平面で行って下さい。斜面での作業は事故の原因となります。
作業前に準備するもの
この記事は、私のスイフト(ZC72S)で行ったオイル交換の記録です。作業を始める前に、道具と消耗品をそろえておきましょう。
| 消耗品 | 車両指定に適合するエンジンオイル、新品のドレンワッシャー、必要に応じて適合するオイルフィルター |
|---|---|
| 工具 | ドレンボルトに合うレンチ・ソケット、ラチェットハンドル、フィルター交換時は適合するフィルターレンチ、規定の締付値を管理できるトルクレンチ |
| 車体の支持 | ジャッキ、ジャッキスタンド、輪止め。車高や作業環境に応じてカースロープ |
| 廃油・清掃 | 十分な容量のオイル受け、廃油処理用品、オイルジョッキ、ウエス、保護手袋 |
| 事前に確認 | オイルの指定粘度・規格・交換量、フィルターとワッシャーの適合、ジャッキ・スタンドの支持位置、ドレンボルトとフィルターの締付方法 |
仕様と作業方法は、車両の取扱説明書・整備資料および使用する部品の説明書で確認してください。費用は購入するオイルや工具、作業時間は経験や設備によって変わります。
買う前に、手元にあるものを確認しましょう
- 手持ちの工具:上の表と照らし合わせ、今回の作業に使えるものと不足するものを分けます。
- 今回必要な消耗品:オイル・新品のドレンワッシャー・廃油処理用品を確認し、フィルターも交換する場合は適合するものを用意します。
- 購入前の適合確認:車両の年式・仕様に合う指定粘度・規格・交換量と、部品の適合を取扱説明書やメーカーの資料で確認します。
指定交換量を確認したら、オイルの必要缶数・購入総額を計算できます。不足する工具や消耗品を含めた費用は、DIYと店舗依頼の費用比較ツールで整理してみてください。
オイル交換前に、買い足すものを確認しましょう
すでに工具を持っている方は、今回使う消耗品から確認してみてください。オイルフィルターも交換するかどうかで、準備するものが変わります。
スイフトは年式や型式、エンジンによって指定が異なります。購入前に、次の順で確認してみてください。
- 車両を確認:車検証などで型式・初度登録年月・原動機の型式を確認します。部品の適合表が製造年月を指定している場合は、初度登録年月と同じと判断せず販売店で確認してください。
- オイルを確認:お手元の取扱説明書で、指定粘度・規格と「フィルターも交換する場合/しない場合」の交換量を確認します。
- 部品を確認:フィルターとパッキンはメーカーの適合表で照合します。「スイフト用」という表示だけで選ばず、不明な場合は購入前に販売店へ確認してください。
毎回準備:指定に適合するオイル・新品のドレンパッキン・排出量に合う廃油処理用品。
今回フィルターも交換する場合:適合するフィルターと、手持ちのフィルターレンチを確認します。
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| エンジンオイル | 取扱説明書の指定粘度・規格・必要量を確認。紹介しているオイルの購入先は下にまとめています。 |
|---|---|
| ドレンパッキン | 車両への適合とサイズを確認。 紹介しているドレンパッキンをAmazonで確認 |
| 廃油処理用品 | 排出量に合う容量と自治体の処分方法を確認。 ポイパック4.5L・8814をAmazonで確認 |
| オイルフィルター | 今回交換する場合に、車両への適合を確認。 PIAA Z11-MをAmazonで確認 |
トヨタ純正 SP 0W-20・4L(08880-13205)
私は価格と使用感のバランスから、このオイルを繰り返し選んでいます。使用感は筆者の体感です。車両の指定粘度・規格・必要量を確認してから選んでください。
楽天市場・Yahoo!ショッピングはいずれもOKネットサービスの08880-13205・4L単品ページへ移動します。容量・缶数をそろえ、送料込み総額と配送予定を確認しましょう。
工具は、手持ちで足りないものを確認
工具類は、準備品の一覧と手持ちのものを照らし合わせてください。車体を支える器具は、価格だけでなく耐荷重や使用条件を確認し、安全に作業できるものを選びましょう。
作業を始める前に、確認する資料と中止する条件
| 指定油・交換量・点検条件 | お手元の取扱説明書・メンテナンスノートの「エンジンオイル」「サービスデータ」などを確認します。年式・仕様と、フィルター交換の有無を照合してください。 |
|---|---|
| 支持位置・締付条件 | 対象車両の整備資料と、ジャッキ・スタンド・部品の説明書を確認します。取扱説明書に必要な情報がない場合は、販売店・整備店へ確認してください。 |
| 資料が手元にない | スズキの取扱説明書検索で対象車両を探せます。掲載がない、対象が特定できない場合は、別年式の数値を流用せず販売店へ相談してください。 |
指定の支持位置・締付条件を確認できない、安全な支持を確保できない場合は、DIYでの交換を進めず整備店へ依頼しましょう。ジャッキだけで支えた車体の下には入らないでください。熱いエンジンや排油によるやけどにも注意が必要です。
1.エンジンを暖める
エンジンオイルを交換する前にエンジンを温めます。
理由はエンジンオイルを暖めることで粘性を下げ、古いエンジンオイルが抜けやすくする為です。
2.エンジンを止め車体を持ち上げる
エンジンが温まったらエンジンを止めます。
ジャッキを使って持ち上げますが私の様に車高を下げているとそのままではジャッキが入りません。
そのため、まずはスロープを使い持ち上げます。

私が使っているのはアストロプロダクツのカースロープです。
カースロープで車体の下にスペースが空くのでジャッキを入れて持ち上げます。

ジャッキを当てる位置は、対象車両の整備資料で指定された箇所を確認してください。「フレームらしく見える場所」ならどこでもよいわけではありません。車載ジャッキ用とガレージジャッキ用の指定位置を混同せず、使用する機器に合った支持方法を確認します。位置や支持方法が分からない場合は、持ち上げずに販売店・整備店へ相談してください。
私は作業時ガレージジャッキを使用しています。
小型のジャッキよりも少ない力で車体を持ち上げる事ができるので作業が楽になります。
油圧をかけるポンプが2つ付いているので少ない動作で持ち上げる事ができます。
3.安全の為にジャッキスタンドを!
ここ重要です!
安全確保の為に『ジャッキスタンド』を使用して下さい!以前掲載していたcréer 3t・2個セットは、2026年10月31日の確認時点でも在庫切れのため、購入リンクを外しています。代替品を選ぶ場合も、車両の支持位置・作業高さ・必要な耐荷重と、製品の説明書を照合してください。
安全確保は確実に行いましょう。
あなたの身体が一番大切です。
4.古いオイルを抜く
車体を持ち上げたらドレンボルトを外して古いオイルを抜き取ります。
ドレンボルトの場所はここ!

エンジンオイルを温めた後なのでオイルに触れて火傷しないように気をつけて下さい。
マグネットオイルドレンボルトツールを使えば
手にオイルが当たることなくドレンボルトを外すことができます。
外したドレンボルトはパーツクリーナーで清掃しましょう。
また、エンジンオイルは皮膚に付着すると悪影響がある可能性もあるのでメカニックグローブの使用がオススメです。
古いオイルを受ける為の道具も準備しましょう。
私はアストロプロダクツのオイルパンを使用しています。
抜いたオイルは廃油処理用品(エーモン ポイパック4.5L・8814)を使用し自治体の指示通りに廃棄します。商品リンク更新:2026年10月15日。旧品番1604は生産終了のため、現行8814の単品ページへ変更しました。旧リンクの2個セットとは数量・形状が異なります。記事の作業写真は当時のものです。販売状況・数量は購入ページで確認してください。メーカー公式情報
オイルパンがあればこぼれる事なく移すことができます。
5.オイルフィルターも交換
私の車の場合、オイル交換の度にオイルフィルター交換を行うようメーカーより指示されています。
交換頻度についてはメーカーや車種によるので、ご確認ください。
オイルフィルターについてもっと知りたいあなたはこの記事をお読みください。
スイフトの場合オイルフィルターはここ!

オイルフィルターを外すためには専用の工具(オイルフィルターレンチ)が必要です。
オイルフィルターレンチはラチェットハンドルに取り付けて使用します。
作業効率がアップします(^^)
6.車体を下げる
オイルフィルターまで外したら一旦車体を下げます。
筆者は当時、排油のために一度車体を下げました。これは筆者の作業環境で行った例で、すべての車両で必要な標準手順を示すものではありません。排油量を増やすために、資料で確認できない持ち上げ方や、不要な上げ下げを追加しないでください。オイルを抜いた状態では、エンジンを始動しないでください。
7.再び車体を持ち上げる
しばらく時間が経ったら再び車体を持ち上げます。
ジャッキスタンド をお忘れなく!!
8.ドレンボルトを取り付ける
清掃したドレンボルトとねじ部に損傷がないか確認し、適合する新品のワッシャーを用意します。締付トルクと締付条件は、対象車両の整備資料で作業前に確認してください。指定値が分からないまま、感覚で強く締めて済ませないようにしましょう。ねじ込みに異常な抵抗がある、ねじ部が傷んでいる、指定条件で締め付けられない場合は作業を中止し、整備店へ相談してください。
ドレンワッシャーは毎回新品に替えます。
ドレンワッシャーは潰れてオイルパンとドレンボルトの間を塞ぐからです。
メーカー毎に径が異なりますので購入の際はお調べください。
9.オイルフィルターを取り付ける
次に新しいオイルフィルターを取り付けます。
新しいオイルフィルターのパッキンに交換するオイルを塗ります。

隙間からのオイル漏れを防止するためです。
取り付け方法と締付条件は、使用するフィルターの説明書および車両の整備資料に従ってください。「手で回るところまで締めてから4分の3周」と一律には判断せず、指定された回転角やトルク、基準となる締め始めの位置を確認します。オイルフィルターレンチを使用する場合も、対象フィルターに適合し、取り付け作業に対応する製品か確認してください。取り外し専用の工具は締付作業に使用しないでください。
10.新しいエンジンオイルを入れる
車体を下げ、新しいエンジンオイルを入れます。
エンジンオイルを入れるところはここ。


このキャップを反時計回りに回しキャップを外します。
私が使用しているエンジンオイルはこちら!
トヨタ純正 SP 0W-20・4L(08880-13205)
この記事で紹介しているオイルです。車両の指定粘度・規格・必要量を確認してから選んでください。
楽天市場・Yahoo!ショッピングはいずれもOKネットサービスの08880-13205・4L単品ページへ移動します。容量・缶数をそろえ、送料込み総額と配送予定を確認しましょう。
私のスイフトは0W-20が指定オイルです。
日頃のメンテナンスは大切だと考えているので、全合成油を使用しています。
そのまま注いでもいいのですがこぼす確率が高いです。
オイルジョッキを使用すればこぼさずに注げます。
オイルジョッキはフタ付きを推奨します。
何故なら…オイルには虫が寄ってくるからです(^_^;)
ガレージ等、外で保管していると悲惨な状況になります…
エンジンオイルの量
スイフト(ZC72S)の場合
エンジンオイルの量は3.1リットル です。※オイルフィルター交換時
車種によって量が異なるのでご自身の愛車についてはお調べください。
11.新しいオイルを入れたらエンジンをかける
始動前に、ドレンボルト・フィルターの取り付け、指定条件での油量確認、注入口キャップ・レベルゲージの取り付けを済ませます。工具や廃油受けを片付け、安全な場所で確認してください。漏れの確認のために、エンジンが動いている車体の下へ入らないでください。
新しいエンジンオイルを入れたらエンジンをかけます。
しばらくそのままにしてエンジンオイルの漏れがないか確認します。
この時、車体をカースロープから降ろしておきます。
12.オイル量を確かめる

エンジンを止めてエンジンオイルの量を確かめます。
オイルレベルゲージを使用します。

オイルレベルゲージを引き抜きウエス等で付着しているオイルを拭き取ります。
オイルレベルゲージを挿し込み再度引き抜き、エンジンオイル量を目視確認します。
量の判定は、車両資料で指定された場所・エンジン停止後の待ち時間などの条件を守り、レベルゲージの上限・下限で確認します。記事に記載した交換量だけを根拠に、一度に全量を入れて完了としないでください。
交換後の確認チェック
- ドレンボルトとフィルターを、それぞれの指定条件で取り付けた。
- 車両指定の点検条件で、オイル量がレベルゲージの適正範囲にあることを確認した。
- オイル注入口のキャップとレベルゲージを確実に戻した。
- ドレン・フィルター周辺の漏れを、安全な位置から確認した。作動中の車体の下には入らない。
- 工具・廃油受けなどを片付け、交換日・走行距離・使用油・フィルター交換の有無を記録した。
漏れや異音などがある、油量を判定できない場合は、走行せず整備店へ相談してください。油圧警告灯がエンジン回転中に点灯した場合も、エンジンを止めて確認を依頼してください。
安全確保は確実に!
しつこいかもしれませんが、作業を行う際は
確実に安全確保をしてください!
あなたの身体が一番大切です。
交換後の記録を、次回の準備に役立てましょう
オイル交換が終わったら、次の項目をまとめて残しておきましょう。次回の交換や買い足しの際に見返せます。
- 交換日
- その時の走行距離
- オイルの商品名と粘度
- 実際に使用した量
- 費用
- フィルター交換の有無
紙で確認・記録したい方:印刷用オイル交換チェックシートをご利用ください。
写真と一緒に管理したい方:ガレージゆいのアプリ「クルマノートの画面例と機能」をご覧ください。整備記録と写真を車両ごとに残せます(iPhone・iPad向け。本体は無料、アプリ内購入あり)。レシートや使用した商品の写真も添えておくと、次回の準備に役立ちます。
わからないことがあればお問い合わせ下さい(^^)
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