自動車メンテナンスの基本ともいわれる
『エンジンオイル交換』
エンジンオイルは
金属部品同士の摩擦軽減や
カーボン除去といった役割をしています。
今回は
『5W-30』エンジンオイルの中から
おすすめのエンジンオイルをご紹介です。
年間走行距離が2万kmを超え
サーキット走行も行うことから
2ヶ月に1度は自分でエンジンオイル交換を行う私の目線からお伝えします。
『5W-30』の意味は?
5W-30は粘度表記
5W-30とは「SAE粘度」と呼ばれる
国際規格にのっとった粘度表記です。
5WのWは「Winter Grade」の略で
低温時の粘度を表しています。
右側の30は高温時の粘度を表しており
数値が大きいほど硬くなります。
エンジンオイルの種類
鉱物油
鉱物油のエンジンオイルは原油を原料としており、コストが安いのが特徴です。
通勤通学には、一番コストの安い鉱物油がおすすめです。
ただしコストを抑えられる反面、他のベースオイルに比べると性能が劣ります。
化学合成油
原油をさまざまな過程をほどこして精製し、不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイルを「化学合成油」または「100%化学合成油」と言います。
他のベースオイルに比べると一番コストがかかりますが、浸透性・潤滑性・耐熱性が高く、エンジンの能力を最大限発揮させるのに役立ちます。
サーキット走行や高速走行に最適です。
部分合成油
部分合成油は鉱物油と化学合成油をブレンドしたエンジンオイルです。
鉱物油よりも高性能で、化学合成油よりも低コストなのでバランスが良いです。
サーキット走行はしないけど愛車を大切にしたい。そんなあなたにオススメです。
『エンジンオイル』おすすめ5選
コスパ重視のあなたに
コスパ重視のあなたにおすすめなのは
『TOYOTA純正モーターオイル』
鉱物油ですが、最新のAPI規格「SP」に
適合しています。
有名メーカー品にも負けない性能でこの価格は他製品では真似できません。
さらにコスパを向上させる手段として、
20リットルのペール缶を購入する方法があります。
品質重視のあなたに 有名メーカー品
品質重視のあなたには
有名メーカー『カストロール』の
エンジンオイル『EDGE』がおすすめ。
全合成油かつ、最新のAPI規格「SP」適合はもちろんのこと、創業100年以上の老舗メーカーということで安心感があります。
使用した感想は、交換後の走行距離が伸びても劣化が感じにくいということです。
エンジンの振動が少なく感じました。
同じカストロール製で安価なエンジンオイルはこちら。
部分合成油ですが、
こちらも最新のAPI規格「SP」に適合しています。
ただし『EDGE』と比べると耐久性が劣るように感じます。
交換後の走行距離が伸びてくるとエンジンの振動をより感じました。
サーキット走行するあなたに 高性能製品
サーキット走行時には
『TAKUMIモーターオイル』
がオススメ。
エンジンが滑らかに動き
高回転時も滑らかさを維持しているように感じます。
全合成油でAPI規格は「SN」ですが、
「スーパーGT」で実際に使用されるなど、その品質は実証済みです。
デメリットとして
他のエンジンオイルと比べると高価です。
サーキット走行したいけど
できるだけ安くしたい。
そんなあなたにはこちらがおすすめ。
同じく
『TAKUMIモーターオイル』です。
全合成油かつ、
最新のAPI規格「SP」に適合しています。
ただし先程ご紹介したオイルと比べると、サーキット走行後にエンジンの振動などの劣化を感じてしまいます。
サーキット走行後はすぐにエンジンオイル交換するようにしているので、問題にはなりませんが。
そしてさらに20lで購入すると単価が下がりお得です。
まとめ
それぞれの用途に合ったエンジンオイルをご紹介しました。
エンジンオイル交換をおこたると
エンジン故障など重大トラブルの原因となります。
エンジンが故障してしまうと修理費用も時間も浪費してしまいます。
日頃から必要なメンテナンスを行い、素敵なカーライフを送りましょう!
お問い合わせは下記よりお願いします。